赤身の色がつやのある鮮紅色のもの。 但し、肉の重なり部分が黒ずんでいることがありますが、これは空気に触れていなかっただけなので、心配ありま せん。 ◆ 脂肪の色は、白色または乳白色で適度に粘りがあるもの。 ◆ 赤身と脂肪の境目がはっきりしているもの。 ◆ キメが細かく、しっとりとして柔らかいものが、最上です。 |
肉色は、淡い灰色がかった淡紅色で、つやと粘りがあるもの。 時間が経つと肉色は灰色になってきます。 ◆ 脂肪の色は、白色または乳白色で適度に粘りがあるもの。脂肪の色が黄色いものは、肉質が劣ります。 ◆ 赤身と脂肪の境目がはっきりしているもの。 ◆ 切り口がなめらかで、キメの細かいもの。 |
保存期間は牛肉, 豚肉, 鶏肉の順に短くなります。
肉の種類では、水分を多く含むほど日持ちがしません。
形状からいうと、 空気に触れる面積が多いほど、保存性が低下します。
肉は栄養が豊富なため、空気に触れることで雑菌やカビ類などの影響を受けやすくなります。
できるだけ空気に触れないよう、買った肉はラップ等できっちりと包み、更にストックパックやタッパーウェア等の密閉容器に入れて冷蔵庫
(できればチルド室)で保存するのが肝心です。
家庭用冷蔵庫での肉の風味を損なわない保存期間は、牛肉ならスライス肉で
3日程、ブロック肉で5日位までに食べましょう。豚肉は2〜3日程度、鶏肉は傷
みやすいので、できるだけ早く翌日までには食べましょう。
肉を長く保存したい場合は冷凍で保存します。
長期の保存の場合、水分の蒸発や空気による酸化を防ぐため、1回で使い切れる位の量で小分けし、ラップ等で二重にきっちりと包み、さらにストックパック等に入れて空気を抜き、冷凍します。
特にひき肉は、1回で使う分量に小分けし板状にして冷凍すれば、凍結時間も早く、又解凍も短時間で済みます。
家庭用フリーザーでの肉の風味を損なわない冷凍保存期間は1ヶ月位が限度です。
解凍は使う半日前に冷蔵庫に移して、低温でゆっくりともどし、半解凍で調理
すれば、肉汁が流れ出さず、旨味が逃げません。
又、流水でもどすのも失敗がありません。
<財団法人日本食肉消費総合センター提供>
<財団法人日本食肉消費総合センター提供>